■ 07/2/1  養護学校一日3回戦2007.8.23


おとといの2月1日に足立区の南花畑養護学校というかわいい名前の学校へWSしにいってきた。

1日に3回朝9時半からWS、そのあと先生方へお話しをしてください、といわれた時には少々びびったが、5時起きして、出かけていった。

子供達はとても、かわいい子供たちだったのだが、なにせ、元気で、みんなそれぞれ、反応がちがうし、時には楽器を返してくれなかったり、取り合いになりそうだったり、と、暴動になりそうなときは養護学校なので、先生方が止めてくれて、なにごともなく収まるのだが、それなりに大変な一日だった。

あるクラスで、お礼の言葉です、といって、先生と男の子が私に向かった時、その子がきれいな声を出した。
先生は、ダメといって、制止されたので、私はもういちど、声をききたい、といった。その子は、きれいなボーイソプラノで
ずっと歌をうたってくれて、止まらない。

しばらくは彼の歌をきいていた。

あとで、担任の先生に、「彼は、上機嫌の時に声が出るのですか?」ときいたら、「自分の殻に閉じこもる時に声が出るんです」だから授業中だと制止していますが、これは良くないですか?と迫られこまった。

私は即興のセッションなどで、音でコミュニケーションすることに慣れているし、先生という管理者でもないので、無責任なことも言えない。

でも、「今日はありがとうございました」。という決まり文句を言ってもらうより、いきなりあ〜あ〜と歌出だした彼の存在がとってもおもしろい、とおもったし、あ〜あ〜が私にくれたメッセージだとおもったのだ。

私も学校きらいだったし、授業中よく空をみて他のこと考えていたから、彼の気持ちがわかるのかもしれない。

こいう美声を活用できる道があるといいのに、とおもってしまったが、結局勝手にしかうたえないので、むずかしのかもしれない。だれか、いいアイデアがあったら、教えてください。

最後の先生との語り合いも、とてもおもしろかったので、
いつか詳しくHPに書いてみたい。

結局、音楽教育とか、いっても、その人の人生経験・哲学などで、人をどのように見るのか、っていうことにかかってるとおもう。

それにしても毎日朝8時50分から子供とつきあっている先生がたは、すごい。

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ミクシイ2月3日の日記より。





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