■ 06元旦 国際芸術センター青森 | 2006.1.3 |
2006年があけました。 みなさんどんなお正月を迎えられたでしょうか。 さて、私のほうは今月、青森の大きな美術館、國際芸術センター青森、というとこで、ワークショップ・レクチュアー・コンサート・と盛りだくさんの仕事をいただきまた。 (詳しくは、スケジュールご覧ください) レクチュアでは、「音楽教育の問題点」「音楽の可能性」という大きなお題もいただています。 ワークショップも美術館ですので、特に楽器とかはなく、あるのは美術家の置いていった端材などです。これを使ってできることを考えようかな、とおもっています。 少ない材料で何かをしようとおもうと、いろいろアイデアがひらめき、それはそれなりに楽しいことです。 私の場合、海外などでも、あまり楽器をもっていかないで、現場にあるもので、工夫することが多いのですが、今まででも、ドラム缶一個つかったソロ演奏とか・・・いい音でした。心よくかしてくれたイタリア、サルジニア島のドラマーの方に感謝。 ポーランド・ポツナム市の東急ハンズみたいな店でクサリ、バケツ、と買って、パフォーマンスしたり、いろいろ楽しかったことがあります。 潤沢な予算を使って、楽器をいっぱいつかっての演奏もいいでしょうが、こういう日常のモノを使ったパフォーマンスも結構おもしろいものです。 自慢じゃないけど、梱包が苦手・重いものも苦手、な私にとっては、これが一番。 さて、國際芸術センターには、ひとつだけ立派な楽器があります。それはピアノです。なぜかベーゼンドルファーがおいてあるのです。 コンサートではこれをつかって、演奏しようかな、とおもっています。ピアノは小さい時から弾いていて、今でもよく弾いています。海外でもピアノが一つあれば、ピアノとしてもパーカッションとしてもイロイロにつかえるので大変便利な楽器なのです。 センターの音楽スタッフ椎啓さんとの初共演も今から楽しみです。 結果はまた、このコラムで報告しますので、乞うご期待。 では、これをもちまして、新年のご挨拶に変えさせていただきます。 みなさまにとっても良い一年でありますように。 |