■ 07/9/14〜15 北海道ツアー ニセコ・札幌2008.1.21



先週、初めての波紋音・北海道ツアーに行ってきました。

まず初めて訪れるニセコ。(9/14)

ニセコは最近海外からのスキー客で、賑わっているらしい。
札幌から、小樽乗換えで、約3時間後にニセコ着。単線に乗るのは久しぶりだ。

駅につくと、ニセコライブを企画してくれた、菜摘さんが迎えに来てくれて、今回のライブ会場・コテージボンゴ広場まで連れて行ってくれる。

ボンゴ広場は2000坪くらいある、広大な敷地にコテージが4件あり、そのコテージはボンゴ広場のご主人、佐々木さんがすべて自力で丸太を削って作った、手作りのログハウスだそうです。1軒でも大変なのに4件も作ったと聞いて、びっくり。
それだけになかなか、熱い情熱家の佐々木さんだったのだ。

着いた日はなにもなかったはずなのだが、急きょ、ニセコグランドホテルで、デモンストレーションすることに。美味しい食事と温泉につられて、ちょこっと演奏する。団体旅行できていたかわいいおじいさんたちが、えらく感動してくれて、これは有島記念館より、すごい体験じゃわ、みたいなことを言ってくれた。

温泉に入り、美味しい食事を食べてすっかりリラックス。
コテージへ戻って、またビールを飲んで、夜になると、前日徹夜だった私は、うとうとと。みなさんはまだまだ盛り上がっていたようだ。

さて、ライブだが、30名以上のかたがいらしてくださり、ちょっと暗めにした会場で、企画の菜摘さんの灯りの作品がガラスに映り、なかなか幻想的ななかで、盛り上がったライブになった。 (菜摘さんは陶芸家です)
ライブ終了後も、菜摘さんの作った美味しい玄米のおにぎりとカレー、ビールなどを片手に延々と2次会が続き、余韻の長いライブとなりました。
2次会の中で、札幌から急きょライブへきてくれた、若いタブラ奏者と、軽くセッションする。タブラと波紋音なかなか相性がいいので、来月タブラ奏者と共演予定の私としてはひと安心。

翌日、楽器を積んで、菜摘さんの車で札幌へ。 (9/15)

ニセコとはがらっと変わって、会場のカフェICHIDAは、都会のビルというかんじだが、となりが、近代美術館なので、美術館の庭が借景になり、都会にしては、緑多い美しいロケーションだ。午後に入り、琉球畳を敷いてもらって、楽器をセットしたり、菜摘さんが灯りをどこへ配置しようかあれこれやっているうちに夕方になり、ライブの時間もせまってきた。何しろカフェICHIDAで初めてのライブなので、椅子もどこにおこうかとかあれこれ大変だ。色々セットしているうちになんとかライブ会場らしい雰囲気になるから不思議だ。

雨がしとしと降る中、お客さんが狭い会場の中、ぎっしり、(といっても、22人だが)いらしてくださった。

今回のICHIDAのお客さまは、夫の関係者も多かったので、どちらかというと、いつもクラシック音楽を聞いてらっしゃるような方が多かったような気がするが、それでも大変熱心に聴いていただいた。
ニセコと札幌と両方聴いた菜摘さんは、全然ちがうライブだったといっていたが、環境や建物やお客さんが違えば演奏もちがうのは当たりまえで、そこがおもしろい。

というわけで、ニセコ、札幌と初めての北海道ライブは無事終了しました。

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MIXI日記より

このときに来てくださった方が、次の札幌ライブを企画してくださいました。
次回は12月に札幌へ行くことになります。



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