■ 08/3/8 四国ツアー4 永野邸(高知・大豊町)2009.1.7

さて、今日は、いよいよ大豊でライブです。

今日のコンサート会場の主、永野氏と初めてお会いしたのは、2006年11月埼玉県、大宮にあるゼフィールというギャラリーで織作家の田村陽子さんの展覧会で、波紋音を演奏したときだったから、もう1年以上前のことだ。(永野さんは1年に2回くらい、長期にわたり、東京へ滞在され、様々なアートに積極的に触れる努力をされている)

そのときの演奏を大変気に入ってくださったらしく、高知の大豊というところでコンサートを主催したい、と申し入れてくださった。

その間からいままでの間、CDをわざわざ購入に目白のギャラリーゆうど、までいらしてくださったり、京都法然院まで、大豊からかけつけてくれたりして、何かと気にかけてくださっていた。

たった1回のコンサートだが、コンサート開催までは、だいたいこれくらいの時間はかかるものだ。そうやって、色々やりとりするなかから、お互い育つものもある。

そうして今日を迎えたのだ。
さて、当日は遠方からいらっしゃる方が多く、コンサートは夜だが、昼にはすでにお客さまがあちこちからぞろぞろ集まってくる。松山から、香川から、各地から様々な方が集まり、その声が二階にいる私にも手に取るようにわかる。演奏前は、一人でいる予定だったが、うど〜ん、うど〜んのかけ声で、これは出ていくしかない、と思い、香川自慢のうどんをご馳走になる。

奥様は終演後、みなさんに出すお料理の準備で大忙し。
お客様もお手伝い。

そうして、開演時間になる。
いつものように、波紋音を抱えて出ていくと、会場はしーんとしている。最後の音までしっかり聞こうと集中してくださっているのがわかる。初めての波紋音体験の方がみな興味深深で色々質問などしてくださるのだが、ここでも色々質問が出る。このあとも波紋音を触ってもらったり抱えてもらったりとするが、誰もじ〜として動かない気配。 

う〜ん・・・・・・・・・・・・・・

みなさんお食事しましょう〜と誘って、美味しいお食事がいっぱい並んでいる部屋へ誘う。

永野夫人は、染色家だが、お料理が大変上手で、毎日ご馳走がたくさん出る。今夜のお料理もボリュームが尋常ではない。
今朝から仕込んでいた、丸ごとたまねぎに、鶏肉を詰めたものを煮込んでいて、いい匂い。

ちょうど高知から来た親子連れの娘さんがジャンベを持参していたので、余興だ〜みたいなノリになり、ついでに私もやれーと言うので少々ジャンベを叩くはめに。ついでに踊りだす近所の方もいたり、となかなかの盛り上がりようだった。

人をもてなすのが大好き、という感じの愛情一杯の奥様の料理を食べ満足。

滞在中は、毎日ご馳走有難うございました。

初めて来たときは、ちょっとびっくりしたけれど、ここはとっても景色のいいところです。朝なども、うぐいすの鳴き声で目が覚めるし。

今度は遊びで来てみたいな〜、と思ったのでした。

コンサートにいらしてくださった方々、初めての波紋音体験はいかがでしたでしょうか?


永田砂知子へのお問い合わせ・ご感想はこちらまで


CGI-design