■ たそがれ清兵衛の笛奏者2009.1.12

相模原のイベントスペース「シャンてま」で笛の横田年昭さんとダンスのいとう由香さんと共演します。

横田さんは、日本のジャズフルートの草分けの方らしい。
らしいというのは、私はその方面には暗いからだが・・。
ジャズ・フルートというと、ハービーマンという名前がかろうじて浮かぶくらいである。

横田年昭とビート・ジェネレーション「フルート・アドヴェンチャー・太陽はまだ暑く燃えていた・・」というCDをいただいたので手元にあるのだが、その帯には
「ニューロックの雄、横田年昭が70年に発表した超幻の超貴重盤 吹き荒れるフルート、近年評価著しいアフロ・ジャズの系譜を辿る驚愕のグルーブが平成を揺らす!」

とあって、なかなか貴重な記録らしい。
聞いてると、なんとなくなつかしくてホットな音楽だった。
ジャンル的にはどういう音楽と言うのかわからないが、それはジャズというカテゴリーを超えて、おおらかな世界を表現しているようなかんじがした。


その横田さんだが、近年は、石笛、土笛など吹いていて伊豆稲取の海が見える見晴らしのいいところに工房と住まいを構え、楽器制作などされている。最近の仕事では、山田洋次監督の「たそがれ清兵衛」の笛で出演されていたりもしている。

ジャズフルートから石笛への道のりは、長い時間をかけて、必然があったのだろう、と想像する。


そんな横田さんと初共演します。
http://tutibuefuki.inatori.info/


テーマは「水」


石笛、フルート、様々な民族の笛類と波紋音がどう響きあうのでしょうか・・・・。






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