■ 08/8/11京都造形芸大 振動を感じるワークショプ2009.1.14


離宮八幡宮でのイベント翌日は、私を呼んでくれた学生さんのいる京都造形芸大で、ワークショップをした。

ワークショップは午後から、ということだったので、大学近くの詩仙堂へ寄り、庭など見ながら、ほっと和む。

秋の観光シーズンだと、庭どころか、観光客の頭しか見えないらしいので、人もまばらな今の時期に寄れたのはラッキーだったようだ。


水音とししおどしの音しか聞こえない詩仙堂をあとにし、
バス停2個目、「上終町京都造形芸大前」というところで下車する。
白川通りに面した大学は、堂々たる門構えで、立派な建物だ。

駆け足で、大学構内を案内してもらう。
この大学には、歌舞伎も上演できる、大劇場・「春秋座」(950人収容)、ダンスなど上演するための小劇場・「スタジオ21」、能舞台・「楽心館」、ギャラリーRAKU、などなど、様々な施設が揃っている。

人材のほうも揃っているようで、学長・千住博さんはじめ、知っている名前だけでも、浅田彰、藤本由紀夫、共演したことのあるダンスの山田せつ子さんの名前もあった。

すごい大学だな〜と思って感心しているうちに、時間になり、今日のWS会場である、能舞台・「楽心館」へ行く。

楽心館は、大学の一番高いところにあるので、舞台からは、京の町並みが一望できるいい位置にある。

縁に囲まれ、のんびり、まったりと、ワークショップは進行する。床からの振動を感じてもらうため、寝転がって、背中から振動を感じてもらったり、ひとりずつに波紋音を触ってもらったり、抱えてもらったりと、少人数のときにしかできない様々な体験をしてもらい、学生さんと楽しく交流できた。7月まで大人数(と言っても30人くらいだが)での授業をしてきた私だが、やっぱり、少人数はのんびりできていい。

思えば、宮城県の能舞台で演奏したとき、後ろの松の画が千住博さんだったので、そのときから、この大学と何か縁があっだろうか・・。



          *  *  *   *


ワークショップのあとは、私を呼んでくれた、ライブ担当の学生T君の運転で、ガイドブックには出てないような、おもしろい店に案内してもらった。 その店、アンティークショップ正尚堂さんで、のちに(10/10)ライブすることになる。

若い津軽三味線奏者・寂空君に教えてもらった、はちはちinfinity cafeにも寄ることができた。ドイツパンと古民家が好きな方はわざわざ行っても
一見の価値あり、の店だと思う。なかなかの穴場だ。

その他、造形芸大の前にも、そうげんカフェ、など、さすが京都、素敵なカフェが一杯ありました。






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