■ 八戸観光・寺下観音 ギャラリー・ハッシャゲニア2009.1.19

更上閣の満月コンサートが無事終了し、翌日は主催のかふぇ・れすとらん「宇宙の贈り物」さんのご案内で、八戸観光させていただきました。


「どんなところがいいですか」、と事前に聞かれていたので、「人がいなくて、静かな、景色のいいところにいきたい」と、我がままなリクエストしておいたので、どんなところに連れて行ってくれるのかな〜と楽しみにしていたのだ。


で、まず、蕪島というところに連れて行ってもらった。ここは、海も見えて、広々した景色。神社もあるが、開放的で、明るい。


その次に、寺下観音というところへ行った。
ここがすごかった。まず奥深い自然があり、赤い鳥居が見えると、
そこから奥へずっと並木が続いていて、奥へ奥へ導かれているような気がする。清流が流れていて、その音を聞きながら、どんどん行くと左右に別れる道があり、左へいくとそこが寺下観音だ。近くに釣鐘があり、さっそく撞いてみると、枯れたいい音がした。

元の道に戻り、今度は右側に歩いていくと、はるかむこうに、神社が見えた。祠から灯りがもれていて、強いオーラをはなっていた。とても小さな神社なのに、強い存在感だ。古くてぼろぼろなところもいい。周りの樹木も太く、蛇のようにからみついている樹木もある。


 こういうところは一人で来ると危ないな、と思ったが、逆に一人で来てみたい、という誘惑にもかられた。こういうところに、どれだけ耐えられるのだろうか、興味がある。

車のあるところまで戻ってくると、さっきまでの景色が夢だったのかのような、普通の景色にどもり、なんだかきつねにつままれたような気分だった。

青森は奥深いところと聞いてはいたが、八戸もなかなかのところらしい。

寺下観音の写真を撮影しなかったので、こちらご覧ください。
http://www.fishbone.gr.jp/~kanko/terashitakannon/index.html

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最後は、私とダンスのいとうさんの知り合いで、ギャラリー・ハッシャゲニア(田中家)というところに行った。ここも有形文化財になっている家で、明治時代の建築。もと裕福な庄屋だったらしく、馬が100頭以上いたとか。

この日は木工の展示会をしていた。
畳に平置きの設置は、とても気持ちよく、美しい佇まいだった。

奥に見える庭も美しい。

というわけで、自然をたっぷり感じることのできた一日だった。

案内をしてくださった、「宙の贈り物」さん、有難うございました。

写真は、ギャラリー・ハッシャゲニアの展示風景です。


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