■ いのちのおと | 2009.3.24 |
5月23日に行われます「創・奏・話」の会に、明治大学死生学研究所の金山明生先生より文章をいただきました。私も深く内容に共感いたしましたので、ここにご紹介したいと思います。 23日の演奏もこの言葉に恥じないように心がけたい、と思っています。 ******************************** 「いのちのかたち、いのちのおと、いのちのことば」 主催 「創・奏・話」実行委員 共催 明治大学死生学研究所 かたち、おと、ことばには、それぞれ治癒力があります。愛するひとが苦しんでいる時、自分も疲れ果てている時、それらによって癒された経験は誰にもあるはずです。 癒しは英語でhealingといいますが、このhealはwhole(全体性)やholy(聖なる)と語源が同じです。つまり癒されるとは、聖なる世界で全体性を回復すること。日本では古来、言霊が信じられてきましたが、三界万霊のこの世界ではあらゆるかたちやおとにも生きた魂が宿っているはずです。 私たちはこのような確信のもと、それぞれかたちや色でいのちを創る者、おとでいのちを奏でる者、そしていのちをことばに籠めて語りかける者が相集い、ひとときご参集の皆様と神話的なやすらぎの時空を共有したいと思います。 金山明生(明治大学教授・明治大学死生学研究所代表) |